何を食べたら身体に良いの?

 こんにちわ、変わり者グラックです。

 まず、お久しぶりですね。
 記事更新の間が開いて大変お待たせしました。
 えっ?
 待ってない?
 いやいや、そこは「待ってた!」とお一言お願いしますよ(笑)

 さ、それでは、今日のテーマです。

 健康のためのいろいろな身体に良いとされている食べものがたくさんありますが、本日はこれに焦点を合わせてみましょう。

 まず、もっとも大前提となる点。

 それは、

  人間の身体は何も手を加えないで完璧に機能するということ。

です。

 人体取扱説明書の記事で若干触れましたが、病にせよ、怪我をしたときの身体の反応にせよ、すべて元々身体に備わっている完璧な機能です。そこに、どうしても身体で活動するエネルギーや身体を維持するための補修材料が必要ですから食べ物として体内に取り入れるわけです。

 身体に必要なら、たくさん食べ物として取り入れれば良いしょ!

 ってなりますよね。

 実はこれが落とし穴。

 食べ物を身体に取り入れると、それを吸収するために身体はとても沢山のエネルギーを使うんです。そして消耗もしてしまうんです。

 こんな経験ありませんか。

 「ご飯食べてエネルギー補給したら体温まってきたわ」

 これは、食べたものの消化が始まったからなんですが、消化のとき、元々体にあったエネルギーを使って体内に入ってきものを分解します。ここの過程で熱が発生し温かくなってるんです。

 エネルギーって蓄えるときは熱は発生しないんです。発熱してるのはエネルギーを使ってる証拠。

 クルマだってそうでしょ?
 スタンドでガソリン入れただけならエンジン熱くならないでしょう?エンジンかけてガソリンを燃焼したとき始めて熱が発生するんです。

 
 で、話を戻しまして食べ物は身体に必要だけど、取り入れた分だけ消化にエネルギーを使い、消耗もしてしまうから、たくさん食べ物を取り入れると身体にはものすごく負担なわけ。

 この相反するところを、ちょうど良いバランスで最低限の食べ物を取り入れるのが賢い食べ方なんでございます。

 この大前提を理解すると、現在の常識である、

 ・ご飯をしっかり食べて
 ・体に良いものはたくさん食べて
 ・足りない分はバランスよく栄養食品で補って

という、いわゆるプラスの栄養学という考え方が未熟に見えてきます。昔は良かったんですよ。食べるものが本当になくて、例え食べてたとしてもそこから最低限の身体に必要な栄養すら得られないような状況でしたでしょうから。

 でも時代が進んで、白米、小麦が沢山とれ、ご飯、パンを主食としておかずもこんなに豊富になると、もうプラスの栄養学は当てはまりませんよね。

 むしろ、今沢山食べているものの中から何を削っていけば良いか、というマイナスの栄養学の方が現代人には合っています。

 身体に良いという観点でとらえる場合はね。

 ただ申し上げたとおり、食べ物や時代が変わってきてるんです。栄養をとるための食事から、楽しむための食事になってるんです。わたしも、それは受け入れていますし、賛同もします。事実おいしいものをたくさん楽しんでいますからね。その上で、食べ物は全て命ということも忘れないようにしてます。

 それで普段の食事は最低限まで、削れるものを削って素材を楽しんでいます。感謝しながら。
 そして、時折外食なんかしたら特別な食事としてさらに感謝して楽しむ。これ以上の喜びがない!くらいに、ですね。
 
 こんな基本となる考え方をしてると、何を食べたら良いかということは自然に答えが見えてくるんですね。ちなみにその答えは千差万別ですよ。人種によっても異なるし、地域によっても異なるし、季節によっても異なるし、同じ人種、地域であっても、それまでの暮らし方や考え方によっても、もっとも適した答えというのは異なってくるでしょう。

 その答えに気付けるようになると、幸せのこともちょっと「ピンッ」とくるんじゃないかな。

 またかなり脱線したけど、結局何を食べたら良いの?って思う方が多いでしょう。

 まずは普段の食事を一度、少しずつシンプルにしましょう。
 
 一つ一つ、食事からメニューを抜いてみてください。きっと体調に変化が現れます。

 あれ?なんとなく身体がすっきりしてきた。身体が軽く感じる。

 とかね。
 こうして実践すると、これまで食卓に並べてきたものには身体に負担になってたものもあるんだとお気付きになるはずです。

 あなたのお住まいの地域を見回してみてください。何が見えますか。何が実ってますか。
 お店に行ったら、その地域でとれたものを使って加工品まで作ってくれてますよ。
 
 最後に食卓に残るのはそんな食べ物さんたちでしょう。

 それが、最高の美味しさをプレゼントしてくれるんですよ。

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