これから、節分、ひな祭り、バレンタインデーなどイベントが続くと共に楽しまれるのが、甘いもの、スイーツ。

 こんにちわ。
 変わり者のグラックです。
 またまた、今回の話も信じたい人だけ信じてくださいね。
 私、自分含めて耳の痛い内容もありますのでね。

 さて、甘いものの代表格、スイーツ。

 私の推論ですが、今の一番寒いこの季節、風邪やコロナなどの患者さんが増えてくるのは、あることが起因していると思っております。

 それは、クリスマス、大晦日、元旦のイベントに欠かせないスイーツの摂取増加。

 クリスマスの12月25日から2週間過ぎた頃の今という、タイミング的に、患者さんが増えてきているのと、つじつまが合うんですよね。
 ここから推測するとバレンタインデーなどから2、3週間後くらいの2月末から3月にかけてまた感染者数が増えてくると思われます。

 ちなみにどうしてスイーツが感染リスクを高めるかって話は、ビタミンCが免疫を維持する話を提唱したノーベル賞受賞者のライナス・ポーリング博士が自身の研究論文でこう唱えています。

 どんな砂糖をとっても、摂取後は4時間から6時間は体の免疫が普段の25%に落ちてしまう

 そんなに免疫落ちたら、そりゃ感染しますよね。もともと風邪のウイルスなんてのはそこらじゅうにいるわけでゼロにはできないんですから。そしてたまには新型コロナウイルスもね。

 ではこの結果から、まず感染リスクを下げる方法が考えられないのか?

 可能です。

 それは、

 「ウイルスがたくさん存在しているようなところに行く前には甘いものを食べないこと」

 「街中で出歩いてるときは甘いものを食べないこと」

 かといって、甘いもの無しの生活ではちょっと寂しい。
 そこで、こんな提案。

 テイクアウトや通販、配達など活用し、スイーツを楽しむのは夜寝る前の食事後にしたらいいのでは?

 ってことです。
 夜寝たら、普通の人は4時間以上は寝られるでしょう?

 朝には免疫は通常まで戻っている可能性が高いと。普段からビタミンCを含む食事をしている人はね。

 ここまでが私の推論のひとつの感染リスクを下げる方法。
 簡単で一般の人向けのね。

 そしてここからは、もうちょっと深く知りたい方、中級者向けに若干掘り下げます。ここでは人のタイプ別に説明しますよ。

 まず、ひとつ押さえておいてほしいのは、体の免疫が機能していればそうそう感染するものではないということ。ワクチンなど射たなくても元々あらゆる病原に有効な免疫をもってるのが私たち人間です。人間の体は完璧なんです。上手く使っていれば。

 だから周りの環境がどうのより、まずは自分の体を信じてあげましょう!

 そのうえで、進めます。

 砂糖が免疫を落とす仕組みについて、体に侵入してくるウイルスなどを食細胞が食べてくれることで免疫が機能してるわけですが、その機能を働かせるにはビタミンCが一定量必要なんですって。

 そして、この免疫機能は次の条件のとき低下してしまうとのこと。それは、

 一つ目 ビタミンCが不足したとき

 二つ目 血中のブドウ糖の量が増えたとき

 この二つの条件が砂糖の摂取と関係してくるんですね。

 その仕組みは、

 砂糖を摂取すると、免疫作業でビタミンCを必要とする食細胞が勘違いを起こして、構造がビタミンCと似ているブドウ糖 (砂糖が体内に吸収される形になったもの) を細胞内に蓄えてしまうから

 だそうです。

 砂糖といってますが、つまりは糖質、血糖値に関係してくる話のようなので、普段からビタミンCを摂取しているのを前提 (どのように摂取したら良いかはさらに後ほど上級者向けの項で書きますね) として、次のような人は免疫が低下している可能性があります。

 ・普段から少食だけど甘いものを良く食べる人
 ・間食で甘いものを良く食べる人
 ・食事後でも甘いものを良く食べる人
 ・白米、小麦など炭水化物、デンプン質など糖質系の食事量か多い人

 こうしてみると意外と痩せている女性の方でも上記条件から風邪とかひきやすい人が結構いる可能性もありますね。もちろん甘党の男性でもね。
 あなたの身のまわりにいらっしゃいませんか?風邪ひきやすい人。
 その人はどんなタイプですか?
 上の条件に以外とあってませんか?

 さ、ではこの対策をどうするか!

 です。 

 その答え、ズバリ、

 血糖値を意識しましょう!

 普段から少食の人は身体の吸収力がアップしてます。そのため砂糖が入ってきたときも吸収が早く血糖値がすぐあがってしまうでしょう。さらには少食ゆえ、もとからビタミンCが不足している可能性も高い。結果、免疫機能が働かない、と。

 あと間食の人ね。

 これも食事と食事の間は、血糖値が落ち着いてるときで、胃も消化終了したぐらいのときだと思うので、そこに砂糖がいきなり入ってくると血糖値が一気に上がります。そして免疫機能が働かない、と。

 食事後の甘いもの食べる人は、前二者よりはましですが甘いものの糖質は強烈です。食事で徐々に上がった血糖値ですが、最後に甘いものを食べることによりピーク値まで上がり、その後血糖値の急降下をまねくのではないかと私は思っています。勘の良い人はお気付きかもしれませんが、血糖値の急降下時は、食後の眠くなったり、ダル~くなったり、物事面倒に感じたりするときです。

 そして、このときこそ先にご紹介した4~6時間の免疫が低下し始めるときなのではないかと、私グラックは推測しているわけです。

 血糖値の急上昇、急降下というのが身体にとても負担をかけるというのは、今やよく知られている話ですからね。
 甘いものの間食、少食での甘いもの摂取は急上昇急降下が漏れなく付いてくるので感染したくなかったら止めた方が良いでしょう。

 最後の糖質系の食事量が多い人については、この後の上級者向けでお話ししますよ。
 

 
 さ、ここまでのなかでも免疫の仕組みを理解して上手く操れるようになってきてると思うのですが、日頃から身体をベストに保ちたい、身体の良い変化を楽しみたい、という上級者の方々へさらにマニアックなところをお伝えしようと思います。ま、しかし変わり者の私の戯言ですので、賛同なさらなくて良いですからね(笑)

 それでは早速、先の糖質系の食事量が多い人の話からいたしましょう!

 このタイプの人はとくにいろいろなパターンが考えられます。糖質も多いけど、ビタミン類も多かったり、たんぱく質も多かったり、結果的に全体の食べる量は多いけどバランス的には良い感じ、なんてことも多いのでね。

 ただ、先のポーリング博士の論文には血中にブドウ糖 (グルコースって言うそうです) が余っていると食細胞がビタミンCと勘違いするとあります。

 なので、たくさん食べる人で糖質系が多いなって感じる方は、少し意識したら良いかも、ですね。

 
 さ、では上級者の皆さんはすでにご存知の方も多いとは思いますが、感染リスクに影響すると私が勝手に思っている(笑)血糖値のコントロールなどについて話を進めましょう。

 すぐ前に書きました、「たくさん食べる人」ですが、この方たちは他のものもたくさん食べているため、結果的に糖分が薄まって、ブドウ糖の吸収がゆっくりになっていることが考えられます。甘いものだけ食べる人に比べたら、ね。

 食事でも糖分は外せないでしょうから、このゆっくり吸収が肝でございます。なので話は簡単。

 糖質は食事の最後の方にとる。

 その前に野菜とか、糖質の少なめで血糖値が一気に上がらないものを先に食べるんですね。一般的なコース料理なんかはこの理にかなってます。そうすれば、最後に糖質が入ってきても血糖値はゆっくり上がっていくようになると。
 
 食事のときはこのことを意識してればまず良いかとおもいます。
  
 そして気を付けるべきことは、食事以外のときです。
 3時のおやつ、とか残業中のお菓子つまみ食い、とかですね(笑)

 空腹、他に何も食べたりしてないときに、お菓子、スイーツ。

 これはガッツリ血糖値あがります。
 この一瞬だけ血糖値があがるときには気分が良くなります。
 これをエネルギーが補給されて元気出たって思うかもしれませんが、実際は血糖値があがってるだけです。そのあとガクッと気分が落ちます。これが血糖値の急降下のサイン。

 そのためなのか、血糖値を落とさせまいと思うのか、甘いものには食べ続けたいと思わせる中毒性があります。この中毒性に打ち勝つのはかなり厳しい。

 大人だって止められない甘いものだから、子供なんかに食べさせてたら、ずっと止められなくなってしまいます。ほとんどの子供は。中にはね、「もう、要らないっ!」何て子もいますけどね、たまに。こんな子は後々デキる人になることが多いです。

 ちょっと脱線しました。

 甘いものを食べ続けて、気分の落ち込む血糖値の急降下を防ぎ、血糖値を高いままキープしようとしても、体に鞭を打つだけですよ。免疫は血糖値上がったところですでに落ちてますから。 

 「お前はもう死んでいる」

 みたいな感じでしょうか。

 なので、一番先に書いたようにどうしても甘いものをというときは夕食のあとに摂られてはいかがかなと思うところでございます。

 3時のおやつ時は、紅茶、コーヒーのみにして糖質を避けた方が本当はよろしいです。
 
 ちなみにお菓子、スイーツはケーキとかチョコレートとか「甘いもの大王」を想像しがちですが、煎餅、のど飴、ビスケット、クッキーなんてのもガッツリ血糖値あげます。あと清涼飲料水といわれるものはエナジードリンク含めてものすごい糖質です。しかも、液体につき吸収が半端しゃない。若い人が感染多いっていうのも、最近のエナジードリンクブームも影響してるかもわかりませんね。

 血糖値コントロールの話で最後に、食事やおやつのときでも、水は飲んだ方が良いと私は思っています。

 よく、食事中は胃液が薄まるから水は飲まない方が良い、食べ物にも水分含まれてるから水はとらなくても良い、という話を聞きますが、食べたものは水溶液状にならないと腸で吸収できません。吸収できないからそのまま排出してしまえばいいってことにもならないんですね。身体は自分の水分を拠出して頑張って水溶液状にするわけです。

 すると身体どうなります?

 乾きますね。

 これによっても粘膜やらの機能がガクッと落ちるわけです。さらには、細胞での老廃物受け渡しにも・・・、などまた深くなっていくんですが、それ書いてたら本になっちゃうので、

 要は、水分不足は良くないってことです。

 また、甘いものにも水は貴重な中和剤です。

 やむを得なく甘いもの食べてしまったら水を多めに飲みましょう。

 ということで、免疫の機能が低下する二つの条件

 一つ目 ビタミンCが不足したとき

 二つ目 血中のブドウ糖の量が増えたとき

 のブドウ糖の方を解説しましたので、次は一つ目のビタミンCですね。

 こちらは、普段から摂取してもらえればいいんですけど、摂り方てすよね、肝は。

 まず、サプリメントでとると身体はビックリします。成分濃すぎてね。そして、ビタミンとか身体に必要だからたくさん摂ろうとすると、副作用の方が強くでてきます。ビタミンC系の錠剤は胃を荒れさせますね。これは自身の経験から。
 それにビタミンは多く摂取しても体内に一定量以上は蓄えることはできなく排出してしまいます。

 なので、適量摂るためには食べ物から摂るのが良いです。

 食べ物でもいろいろありますね。

 ビタミンCが多いのは果物、野菜。

 野菜はとくにたくさん食べても問題はないのですが果物はちょっと考えましょう。

 というのも、果糖が含まれているから。

 砂糖と違っていても、身体にはいると分解されてブドウ糖になり吸収されます。ということは摂り過ぎると血中のブドウ糖がふえてしまうってこと。これって、さっきの免疫が低下する条件の二つ目ですよね。
 これは、ビタミンをうたっている清涼飲料水も同じね。表示されてる原材料をみるとほとんど果糖ブドウ糖液糖ってのが含まれてますから。
 
 ビタミンC摂ろうとして、免疫が落ちてしまうことにも繋がることがあるんじゃないかなっことです。

 そう考えると、野菜で摂るのが一番良い方法ということになります。できるだけ生の野菜で、それもこまめにね。

 生の野菜がなぜ良いかという話は、また改めてじっくり書くことにします。今回長くなってしまったのでね。

 ということで、長々と書いてきましたが、私グラックは決して砂糖が悪いって話をしてるわけじゃないですからね。身体にはエネルギーとしてブドウ糖が必要なわけですから。それに通常の料理で砂糖は欠かせないですし。外食したら自分もしらないうちに摂ってますしね、きっと。

 ただ、感染ということを考えたとき、季節、周囲環境の条件が悪いときは、ちょっと行動を変えて身体の免疫を優先させてあげるのが結果的に感染リスクを下げることに繋がるのでは、と思うわけです。

 「こうしなきゃ!」

 っていうよりは、

 「試しにこうやってみたら、こうなったんだよ!」

 みたいな、遊び感覚でとらえてもらったら一番良いかと思うんですよね。そもそも楽しいことなので!
 バレンタインデー、自分へのご褒美と合わせて楽しんで試してもらえたら幸いです。

 
 ということで、長々と書いてきました。
 
 信じなくて良いですが、ここまでこの長い文章に付き合って頂いた方々、ありがとうございました。

 また機会がありましたら懲りずにお付き合いくださいね!

 
 
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