こんにちわ、今日も変わらず変わり者グラックです。

 すり減ったズボンを買い換えました。試着のときには若干キツめだったけど、まあいいかと。

 そしたら、後日履いてみたら結構キツいのね。いや、これ失敗したかなって思いそうになったとき、ふと思ったんです。

 キツくて履けないわけじゃないよね。
 ブカブカで下がってくるわけじゃないよね。

 ってことは今の自分に合わせて品物に注文つけてる感じなわけ。

 「ズボンよ、もう少し緩くなってくれないか」

 と。

 そりゃあ、どうにもならないでしょう。

 それどころか、そんな品物を探してもゆくゆくはどんどん選択肢を狭めていくことになる。

 それよか、このズボンに合うようにちょっとウエスト絞ってみようとか、自分を対応させる。

 この対応というのは、一見大変そうに感じるけど、やってるうちに楽しくなってくるわけ。

 と同時に大事なこと。
 それは、

 「対応できないと滅びます

 人間は、良いお手本ね。

 だって、人間て1種族だけでなく世界中にものすごいたくさんの種族いますよね。肌の色の違いから、背丈、目の色、髪の毛、それぞれ違うのは、その地域に生活するのに適したスタイルに対応させてきた結果なの。だから滅びることはなかったし、生物界での個体数もこんなに多いのでしょう。

 これが、わたしは草しか食べませんとか、肉はダメなんですとか、水は硬水しかダメなんですっていってたら、種族は絶ちきれてしまいますよね。

 伝統工芸なんかの技術もそうなんですよ。

 頑なに、継承していくのはもちろん大事なこと。だけど、それを使ったり、見たり、感じたりするのは人間。その人間は時間と共に常に変わっていく。変化が付き物なんです。その変化を、受け入れ対応させることで、はじめて残していけるんです。

 「昔はこうだった・・・」

 と嘆いていても変化は止まりません。

 淘汰されるのは弱いものではなく、対応出来なかったもの。

 変化とは自分のレベルアップのチャンスです。これを楽しまない手はない。

 ズボンの話のつづきがあります。

 あれから数日経ち、履いてみたらちょうど良いウエストサイズになってるのね。
 良く考えてみたら、キツく感じてた頃はちょっと食べ過ぎで、便秘気味でもあったため、それが解消されたらウエストなんて2、3センチ一気に縮まるのね。
 それでズボンは一件落着。対応完了と。

 そして現在、買い換えた新しい靴に自分の身体が対応してくるのを今や遅しと待ちわびているところでございます。

 変化を楽しんで対応力を磨く。

 いかがでしたか。
 変化を恐れない、変わり者グラックでした。

 
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