こんにちわ。
グラックです。
今日の話もとても役立ちます、きっと。
だけど、変な人の話ですから、少し変わった読みたい人だけご覧くださいね。
さて、「流れを良くする」って良く聞きますが、それ以上に実は全世界を支配していると言っても過言ではないくらい、影響力のあることなんです。
ビジネスでも人間関係でも至っては宇宙にまで。
ただ中身はいたってシンプル。
「流れを止めない。」
ってこと。
何だ、それだけかって思うでしょう?
でも意外とそれができていないんです。それ故、流れを良くすることに重きを置いた会社や人は間違いなく成功をおさめている。
有名な大手自動車メーカーさんも、工場のラインから販売までいかに滞留を無くせるかってのを考えて世界のトップに届く企業になった。
そして、私たちが良く使っているスマホやパソコンなどはスピードが求められ常に進化し続けている。
つまり身の回りの機器も動作や操作に対する反応速度が速くなると流れが良くなるんです。
このように流れが良くなる方向に全て進化しているのは、私たち人間も「流れが良い」と
心地良いからなんです。
車で走っていて、ほとんどの人は赤信号で止められると心地良くありません。それは流れを止められるからなんです。
流れが良い、というのは自然の摂理みたいなものです。地球がぐるぐる自分で回っていて、ハンマー投げの最初みたいに太陽の回りをぐるぐる回っている。これも邪魔なものがなく流れが良いからずっと回ってられる。
私たちの体の中でも止まることなく血液が流れ、動くことができる。
ここまでわかると、これを逆に利用しない手はないってことになります。
新しいものを作るときには、人の流れが良くなるものを考え出せば良い。
既にあるものを作るなら、いかに今より流れを良くできるかを考えれば良い。
これでビジネス、仕事はだいたい成功します。
そして対人関係も物凄く良くなります。
ほんの一工夫で。
どんな?
聞きたいですか?
では、私グラックが気付いたものをちょっと紹介しましょう。
1つ目。
歩いてるとき車に道を譲ってあげる。
車ってのは人間が歩くより速いです。なのにルール上歩行者優先なんてことになってる。それを盾に堂々と横断歩道をゆっくり歩いていたりすると、それを待ってる車はイライラするんです。
そんなときは、ちょっと手前で掌を上にして車に先にどうぞって仕草をするんです。
するとほとんどのドライバーさんはサンキュ!って感じで軽く片手を挙げてくれます。
ドライバーさんにとってはこれは流れを止めずに走れるからとても心地良いわけ。
そして手を挙げてもらったあなたも心地良いわけ。
もちろん、歩行者は歩みを止めるかもしれないから、ここだけ見たら流れが止まることにはなるけど、車が止まるのと人の歩きが止まるのとでは次に動き出すときに必要なエネルギーが全く違うわけ。車の方が沢山のエネルギーが必要でしょ?
だから人が止まってあげた方が効率的なんです。
こう考えると、交通ルールの歩行者優先てのは、こういった合理的な考え方とは違う感情的な面も見えますよね。弱いものの見方みたいなね。
では次に2つ目の例。
コンビニやスーパーのレジとか、ATM。
ここにも流れを意識してみる。
ものの値段というのはだいたい値札ついてるし、どのくらい買ったかなってわかりますね。コンビニみたく1点とか2点の買い物だったらドンピシャでわかるわけ。
なら、その金額をすぐ出せるようにレジに並ぶ前に準備しておくんです。
ATMならカードを探しておくとかね。
これだけでレジの作業がスムースに流れる。
ところが、いざレジで「いくらです」って言われてから財布出してお金探してってなると、数秒以上かかってしまうのね。財布をちょっと探したりなんかしたら十数秒かかっちゃうこともある。
たかが十数秒と軽く見ないでね。
スマホやパソコンが今より十数秒遅くなったらほとんどの人は不快でしょ?
メーカーも、十数秒早くなるように日々研究開発して、結果として技術力がどんどん向上してる。
そして何より、レジで並んでる後ろの人は十数秒待たされると不快なわけ。我慢できない訳じゃないんです。ただ不快なんです。ほとんどの人はね。
だったら不快にさせるより、ちょっと準備して流れ良くして心地良く思われる方が良いよね。難しいことじゃないですしね。
3つ目。
これはちょっと違う視点にもなりますが、反応するということです。
何かの質問がきたとします。
わかったら回答するけど、わからなかったら保留しよう、では質問した相手がそのあとどうすれば良いかわからなくなってしまうんです。
「わからない」
という状況は、経験つんだ人ならすぐにその方面に精通した人に聞いたり、何かで調べたりできるけど、そういう対応策がまずわからないのが大方の人です。そしてその状況でもがいてるのがとても時間を浪費し、結果流れが悪くなるんです。
だから、質問などにまず今の状況を回答する。
すぐわからないものはまた改めて回答する旨を回答する。
こうするだけで相手の流れがとても良くなるんです。
このことから派生していくと、テンポの良い反応の繰り返しである関西弁の会話が聞いてて心地良いのは何となくわかりますよね。
ということで、3つ例を挙げたけど、こんなことは実は無数にあると思っています。私たちの生活のなかに。
上の3つの例のように、自分の考え方だけで改善できるものや、流れを良くすることがそのままビジネスのネタになることもたくさんあります。
もちろん、全て時間を短くするのが良いと言ってるわけではないですよ。どんどん全てが速くなって、みんなせっかちになっちゃったら、それはそれでちょっと落ち着かないでしょ?
大事なのは、流れを良くしようとちょっと工夫したり、知恵を凝らしたり、頭を使うことが良いのでは、と思うわけです。上手くいったら心地良いし、上手くいかなくても着実に一歩は進んでるでしょう、やれば。
ということで、流れ。
変な人の話でしたけど、なるほどちょっと不快、いや深いでしょ?
変わり者グラックでした。