こんにちは。
当たり前に感謝することをすぐ忘れてしまうグラックです。

この「当たり前を見直して感謝する」は良く聞く話。
これもスゴく大事。

ただもう一つ。

当たり前と思っていることで、実はおかしいことがたくさんある。

そこに疑問を持とうって話です。

ちょっとずつ、そういう事例が最近見られるようになってきてるのは良いことだと思います。

例えば、

運動中に水を飲むと疲れるから飲んではいけない!

本当に言われてたんですよ。
ちょっと昔まで。
今じゃあり得ないですけど。

あとね、体罰ね。

昔は学校の先生に、ビンタされたり、殴られたりなんてことは普通にありました。
もちろん、生徒がしちゃいけないことをしたとき、にですよ。
それにしたって、今なら大騒ぎになってしまいますよね。

これらはわかりやす例ですけど、進行中のものもあるんです。

ニュースで聞くこともありますが、「怒ってはいけないバレーボール大会」なんてのがあるんです。

監督、コーチが選手のことを怒っちゃいけない、というルールで大会を行うもの。

これは、もと全日本の女子バレーボールチームの選手だった方が先導してやってる取り組みなんですけどね。

良いことしてるなあ。

って思いますね。

スポーツの世界って、まだまだ怒ったり叱ったりして指導するってのが普通に蔓延ってるんです。

全部とは言いませんけど。
かなり実力のあるチームであってもまだ残ってる。

私たちも、テレビとかネットとかで全国大会を制したチームをみるとき、

「苦しい練習を耐え抜いてきたんだねぇ」

何て思うこともありますよね。
そしてそのなかには、厳しく指導されてきたからこそ成し遂げたんだ、

なんて思いも少なからずあるわけです。

これを当たり前と思うか、いや、そもそも指導するときって厳しくしなきゃいけないの?って疑問を持つか、というところなんです。

さきの怒ってはいけないバレーボール大会では参加した子供たちはみんな笑顔で

 「楽しかった!」

と話していました。

スポーツって、大前提は「楽しむ」ことですからね。

練習だって楽しんで沢山やる選手には、苦しんで練習してる人は敵わないんです。

いま、そのことが公に言える人が出てきて、動き出してるんです。 

人間とは変化を嫌いますから、これまでの怒ったり叱ったりの練習を当たり前だと思ってる人達からは相当な抵抗が出てくることが予想されます。

「そんな甘ったるいこと言ってたら勝てないぞ!」

ってね。

でもね、間違いなく良い方向に舵は切られている。

それを象徴するように、この「怒ってはいけない」取り組みは沢山の支持を受けています。

それが良いなって思うんです。

世の中の当たり前にはおかしなものが沢山あります。

まずはそこに気付き疑問をもつことですね。

何でも勘でも反対するってことじゃないですよ。

世間の雰囲気をみつつ、頃合いを見計らって行動していく。

そして新しい当たり前を根付かせるようにしたいんです。

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