「あなたは劣ってはいない」
こんにちわ、グラックですよ。
今日も変わり者のたわ言と楽にお聞きくださいね。
マイナス思考の方の特徴の一つとして、自分をおとしめることがありますね。分かりやすく言うと、自分は劣っていると思っちゃうこと。
自分の方が劣っていると思うと、相手に「何とかしてほしい!」て思っちゃう。
「あんたの方が優れてるんだから、わたしの不満も受け入れられるでしょう?」
みたいな、ね。
でも相手だって納得いかないときや不満に思ってるときもあるんだよね。
じゃあ、どうしたら?って話だけど、自分が思ってるほどあなたは劣っていないの。
人と比べるでしょう?
でも比べるときは両者の環境、条件をまるっきり同じにしなきゃ本当の結果は出てこないのね。
研究論文なんかを見てても、効果があったかどうかを判断するときは、試験条件を同じにするのがとても大事で、これが難しいわけ。とくに生き物をベースにした比較試験なんかでは、その時点で同じ個体はあり得ないわけだから、そこから出てくる結果も果たして??ってなるんだよね。
これと同じで、自分が相手より劣っているって思うのって、相手がどんな生活してるか、これまでどんなことやってきたか、どんなこと考えてるか、どんなもの食べてるか、などなど、挙げていったらきりがないくらい。
これらの環境、条件が、すべてあなたと同じだったら、今の状態を比べてどうだってのは言えるんだけど、まあ、すべて同じにはなり得ないから、比べてどちらが劣っているとか優れているとか言うこと自体、あまり意味がないんだよね。
もちろん、自分が持ってない相手の良いところに気付いて真似したり、取り入れたりするのは、向上だから良いんですよ。
でも自分が劣っているって思うのは、ほんの一部分だけしかみてない結果だから、実はあなたの方が優れていることにも気付いてないだけで間違いなくあるわけ。
それを知ったら、
「どうせ、自分なんて・・・」
って思わなくても良くなるんじゃないかな。むしろ、相手の方のことを、
「あいつも実はいろいろあるんだよな」
ってなると、相手に何か求めるより、相手に何かしてあげたくなっちゃう。そして、何かしてあげることができたら、とっても楽しく良い気分になれるのよね。
こうなるとね、自分にかかる重圧なんてのも消えてね、なんだか全部楽しくなってくるの。
「実はあなたは劣ってはいない!」
これも小さな考え方だけど大きな結果につながる秘訣なんですよね。