このブログ、至福というタイトルを掲げていますが、「幸せ」について触れてませんでしたね。今さらですけど(笑)
今日は、本年の締めくくりにそこをお話ししましょう。変わり者、グラックです。
至福、「福に至る」と書いてます。
イメージとして、なんとかその境地に辿り着く感じがありますが、実は違うんです。
その境地はそこにあるんです。すでに。そして、あなたはその境地の上にいるんです。
ってことは、それに気付ければ今すぐ幸せになれるって訳です。なら、「気付く」ということに焦点を当てればいいんですね。
さ、そこで「気付く」には?ですが、これまでもいろいろ書いてきてます。悟りは小さな気付きの継続だとか、ね。でも今日はもっと簡単に書きます。
ではズバリ、結論。
「考え方を変えてみる」
です。考え方を変えると、今までずっとそこにあったもの、ことが見えてくるんです。これまでもあったわけだから、それ自体はずっと変わってないし、これまでも実は見てるんです。ただ、見えてることに気付けてない。
たったそれだけなんです。
その気付けなくさせてる犯人が、私たちの脳。
脳がまず私たちの思考にしきりに様々な罠というか、誘惑というかを仕掛けてきてるんです。
・面倒くさい
・こっちの方が楽
・今のままでいい
こんな状況は、変化を嫌う脳の典型的な手口です。そこで、この手口を把握して無理やり変化を脳に入力してやるんです。これが「考え方を変えてみる。」ということ。
ではどのように「考え方を変えてみる。」か?
とても多くのことに共通するコツをお伝えします。
ズバリ、
「心配を排除する」
です。
ひとつ例を紹介します。
いつも決まった時間の電車に乗るとしましょう。それに乗らないと間に合わない、もしくは、若干の余裕を持ちたいなど背景の理由があるでしょう。
そこで、「間に合わなくてもいいや。」と諦めてみます。
会社に遅刻する!学校に遅れる!余裕がなくなって大変!
いろいろ出てきますね、心配の種が。
でもそれで世界が終わるの?地球が無くなるの?
そんなこと無いですよね。
「そんなこと言ったって、遅刻できないよ」ってなったら、会社に連絡して「遅れます」って伝えれば良いいよね。ま、極端なケースでは、自分がそもそも電車の運転士で自分が遅れたら運休になってしまうんだってこともあるでしょう。会社からは懲罰に近いペナルティだって受けることもあるでしょう。
でもそれだってね、電車が運休になっても、会社からのペナルティとして全責任があなたに押し付けられたとしても、世界は終わらない。地球は無くならない。
究極そんなものです。
で、話は戻って、決まった電車に間に合わなくてもいいやって思うと、今まで電車の発車時間だけに向けられていた意識が広範囲に広がり何気ないことに気付けるようになります。すると、駅までの道のりに軒を連ねていた古い定食屋さんに目がいったりするんです。そして今までは絶対にしなかった足を止めてみて、かすれかけのメニューの文字を良く見たりすると、どうしても食べたくなってしまう。
食べた結果がどうであれ、この一連の流れ、これをまさしく「幸せ」と言わなくしてなんと言いましょう!
心配とは、脳に膨大に蓄積された不安データ・要素、他人の意見から脳が作り出した妄想です。人はほぼ全て、この妄想に囚われて行動しています。知らないだけで。
だからこの心配を排除しようというように、考え方を変えてみると、意識が広範囲に広がり、様々なことに、それも膨大な量のことに気付けるようになります。それは全てが幸せのネタです。
ね、
今のままで、いつでも幸せになれるでしょう?
ではでは来年も良いお年をお迎えください!