こんばんわ、グラックです。

 今日はありそうであまり聞かない話。
 
 これは深いっす。
 って思ってます、自分では。

 では早速。

 人間、ひとつのことだけこなしているときは、それだけに対応してれば良い。
 だけど、同時に複数のことをやってるとそれぞれに、そのときそのときの対応をしなきゃならない。
 それを、このひとつのことが、終わらないと対応できないとするのと、同時になんとかやっていこうとするのと、何が違うのか。

 後者は、やってくうちに自分の力だけではできないってことが分かってきます。自分の限界がわかったから、それ以上のことを人に頼むことに抵抗がないんです。むしろ、お金を払ってでも人に頼むわけ。そうすると、結果的に凄く大きなことが達成されるんです。

 つまり、収入が大きくなるんですね。

 そしてお金を払ってでも人に頼むってのは雇用を生んでるってことなので、経済の原動力となってるんです。

 一方、前者のひとつのことが終わらないと次のことができないタイプ。これは時間さえかければなんでも自分でできるって思うんです。

 そうするとね、人に頼らなくなるのね。

 そして、ほんとに何でもできるようになるんだけど、不思議とね、お金は入ってこないのね。

 日本にはたくさん職人さんがいるでしょう。凄い技術を持った方々が。
 ただ、その作業だけで高額の収入を得ている人ってのはほんとに少ないと思うんです。

 本来なら、その技術、作業に対してもっとふさわしい収入が相当だと思うわけ。

 で、ここからです。
 深いのは。

 なぜ、ひとつのことしかやってないと収入が増えないんでしょう?

 それは、感謝される数が少ないからです。
 決して、技術や経験の価値が低いのではありません。

 職人さんの仕事相手のいうのは、個人であったり、特定の人であることが多いのです。これは絶対数で言えば少ないってことです。だから感謝が少なくなってしまってるんです。

 一方、複数のことに対応して結果的に大きなことが達成されてるときには、たくさんの人がそれに関わり、恩恵を受けるわけです。
 恩恵を受けたとき、人はありがとうと言い、それ以上に、恩恵のお礼がしたいときにお金を払います。

 お金は感謝されたときに入ってくる。

 ということです。

 なので、収入の多い人は、たくさん人から感謝されてるってことです。

 良くお金をたくさん稼ぐ人のことを、妬む人がいますけど、考え方を変えてみてくださいね。

 たくさんのお金はたくさんの感謝から生まれたもの。

 
 単純労働ではいくら頑張ってもお金持ちになかなかなれないのは、それでたくさんの人から感謝されるのが難しいってことなんです。

 それが無理って言ってるんではないですよ。なにも考えずにただやってるだけでは感謝が増えていくことはないってことです。そこに知恵を絞って考えるんです。

 感謝を増やすためのことをね。

 そうすれば、必ず収入は増えます。

 さて冒頭に立ち返ってみましょう。

 ひとつのことしかできなかったのが、知恵を絞って考え出したときから、複数のことをやり始めてるんです。

 もうあなたは立派な実業家です。

 一応ちょっとは深かったでしょう?
 今日の話。

 ではまた。

 
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